トマトすき焼き(松阪牛切り落とし・新玉ねぎ・トマト・九条ネギ)、即席ぬか漬け(きゅうり)、チューハイ
新規開店したスーパーの牛肉のクオリティチェックのために仕方なくすき焼きをやらざるを得ず(言い訳)、松阪牛の切り落としを購入。100gあたり698円。
「トマトすき焼き」という素敵なものがあって、ちょっと前にこちらに習って妻とムシャムシャと食べていた時期があった。
で、それをソロプレイしようかと思っていたんだけど、わざわざバジルを買うのもしゃらくさいし、切り落としは想像以上に切り落としだし……。
ということで牛鍋風というか、雑にやってみることにした。色々と気付きがあったので、以下に箇条書きにする。
・オリーブオイル、バジル、ニンニクは必要なし。卵も必要なし(結局使わなかった)。〆のパスタは諦めろ。
・普通のすき焼きにトマトを足すレシピもあるようだが、あれは愚の骨頂。牛肉、トマト、玉ねぎで十分に成立する(九条ネギは彩り)。
・肉、トマト、玉ねぎが煮しなになった瞬間に食べると初夏の食べ物感も有り、とても美味しい。具体的には肉はギリギリ火が入った時点、玉ねぎは半生、トマトは温まったくらい。
・同時に放り込んでこれは実現する(ただし、普通の玉ねぎだと辛くて口が死んでしまうので、新玉ねぎを使うことが必須)。なので、Vogueで紹介されているやり方のようにいちいち神経を配らなくて良い。
・そもそも、牛肉、トマト、玉ねぎの組み合わせは炒めもので中華料理(バジルを入れてもタイ料理)にあるし、煮込めばハヤシライスなどになるので、新奇性のある食材の組み合わせではないことにようやく気づく。「すき焼き」というワードに囚われない方が良い。
・そうするとこれを鍋にする意味は、常に温かくてフレッシュな味わいが楽しめるくらいしか残らないので、取皿1ユニットくらいを放り込んで都度調理で連続して食べていくのがベスト(今回の写真の量だと投入しすぎ)。トマトすき焼きの弱点の、時間経過と共に絵面が非常に汚くなる点もこの作り方で防げる。