穴子の白焼き、山椒ちりめん、胡瓜と生姜のお新香、泉州水茄子のお新香、万願寺唐辛子の焼き物、酒
山椒ちりめんというと、実山椒とちりめんを炊き合わせたものが一般的だけど、これはちりめん(かちり)と漬け上がったばっかりの実山椒を混ぜ合わせただけ。飯には炊合せたものが合うけれど、酒のつまみはこちらの方が抜群に優れている。
串打ちをせずに焼いたので丸まってしまった。丁寧に下処理をして酒で蒸し焼きにしたので生臭さは全く無し。美味しかった。次回は串打ちして皮目にしっかり焼きをいれて食べたい。更に美味いだろう。
種の処理が面倒なので細長い甘長唐辛子が良いのだけど、本日の購入先でのコンディションがとても悪く(中にはカビが生えているものが…)、割高だが万願寺唐辛子を買った。縦に切れ込みをいれて種を抜いて蒸し焼き。さすがに美味い。
浅漬にした泉州水茄子。高級な果物のようだ。1本250円とは思えない。次は刺し身にして塩で食べてみようかな。
酒は昨日仕入れてきた、岐阜の醴泉の夏用吟醸酒。キンキンに冷やして美味いようになっている。さっぱりしているけど、きちんと酒の旨味があって夏野菜のつまみとよく合う。ぬるくなっても少しコクが出てきて良い。
かちりと実山椒が美味すぎておかわりしてしまった。酒が無限に飲めるので気をつけなければいけない。年を取ったせいか、昨日の焼き肉よりこちらの方が満足度が高かった。