イサキの昆布〆、こしあぶらの天ぷら、わかめのヌタ、金沢わくわくお漬物セット、酒、こしあぶらの天ぷら(2周目)
地物のイサキは驚くほど脂が乗っていた。一切れ食べてみて、鮮度が良すぎたので昆布で〆た。平造りだと胸焼けしそうだったので、そぎ切りにした。包丁が滑って怖かった。これで半身の半身である。片割れは明日食べる。どうなるか楽しみだ。春のイサキは最高だ。刺身だとポン酢で食べる方が好みだが、昆布〆だと醤油の方が美味いと思った。
こしあぶらの美味しさに驚いたのは四谷に住んでいた頃だった。当時の行きつけの店で食べた。この世の美味い食い物の十指には入ると思った。
その後、毎シーズン、こしあぶらを食べたいと思ってきたのだけど、時期をうっかり逃してしまったり、生活圏の小売店に入荷しなかったりが多くて、最後に食べてから、かれこれ7年越しくらいの夢が叶った。通販を利用したが品質も良かったので来年もまた頼もうと思う。
<以下、こしあぶら>
届いたときの様。こんなに届くと思わなかったので、開封して爆笑したのち、少し途方に暮れた。俺は独居なのだ。ただ、これで送料込みで3,000円を切るのは非常にお安い。
40分ほどかけてハカマを外した。こういった細かい反復作業が苦手なので気が狂うかと思った。
この子達を今日の天ぷらにした。
余りは到底食べきらないので、茹でてアクを抜き、ジップロックに入れて冷凍した。