ディナー太郎

夕食の記録用(たまに朝食や昼食)

2021-05-29 夕食

f:id:queigo81:20210529201432j:plain

f:id:queigo81:20210529201442j:plain

f:id:queigo81:20210529201452j:plain

f:id:queigo81:20210529201502j:plain

f:id:queigo81:20210529201514j:plain

f:id:queigo81:20210529201526j:plain

長崎産穴子の煮穴子、地ダコ刺し身薄造り、糸モズクと胡瓜と茗荷の酢の物、酒、一口飯

 

2年ぶりくらいに穴子を炊いた。トロトロにはせず、少し歯ごたえが残るように炊き上げ、ツメの加減も非常に上手にできた。たまらず、一口分だけ飯を温めて食べた。

酒のつまみだと胡瓜の千切りが良く合って、飯にあわせるときはワサビがとても良く合う。

 

酢の物は例の糸モズク。今日は出汁のストックがなかったけど、酢を足し入れるだけでバッチリ味が決まった。今回で終わってしまったが、これは便利だ。また買おう。

 

純粋な食事としては大変に満足したが、精神的には叶にいきたくて仕方がなくて不満が残る。6月20日まで緊急なんとかが延長になって非常にがっかりしている。食事は一人でただ美味いものを食えれば満足し続けられるものではない。単身赴任などで狂気を帯び始めているお父さんも全国にいらっしゃるのではないか。

 

さて、酒は本日2升買ってきた。

f:id:queigo81:20210529202052j:plain

左がおなじみの作。最初は作を飲んでいたが、結局今日の食事にハマったのは義侠(五百万石)だった。

右は山口県のお酒の天美で、ひさびさにジャケ買い

だいたい俺が日本酒をジャケ買いすると失敗するんだけど、家に帰って試飲してみたら、超微発泡で押し付けがましくないけど強い旨味と香りがあって、とっても美味しいお酒だった。

かなり女性的なお酒だったので今日の食事には合わないと判断したけど、逆にこの酒に合う食事をちょっと考えてみたいと思った。

きちんとしたストーリーがあるお酒で、日本酒好きの間では話題になっていたらしい。購入した酒販店でも、「これは買ったほうが良い」とパワープッシュされた次第。いい買い物ができた。

 

以下、穴子が煮上がる経過。

f:id:queigo81:20210529202515j:plain

f:id:queigo81:20210529202525j:plain

f:id:queigo81:20210529202536j:plain

f:id:queigo81:20210529202547j:plain

2021-05-28 夕食

f:id:queigo81:20210528214404j:plain

f:id:queigo81:20210528214415j:plain

f:id:queigo81:20210528214426j:plain

f:id:queigo81:20210528214436j:plain

焼いたチャーシュー(肩ロース)、味付け卵、オニオンスライス、糸もずく出汁割り、酒

 

久々に焼いたチャーシューが食べたくなり、水曜日から仕込み始めて本日の夜にオーブンで焼いた。煮豚も良いし、低温調理も良いけれど、手間はかかるが焼いたチャーシューが一番美味いなぁと思う。仕事が忙しくて昼食を取れなかったこともあり、夕食で丸々1本食べてしまった。

 

2日間漬け込んだ生の肩ロース

f:id:queigo81:20210528214739j:plain

 

漬け込み液からタレに変貌する様

f:id:queigo81:20210528214749j:plain

 

オーブンで40分焼いて切り分けるところ

f:id:queigo81:20210528214802j:plain

 

 

 

 

2021-05-27 夕食

f:id:queigo81:20210527212655j:plain

f:id:queigo81:20210527212707j:plain

f:id:queigo81:20210527212718j:plain

守口漬(奈良漬けとほぼ同義)、宗八カレイの干物、新生姜甘酢漬け、糸もずく出汁割り、メカジキの粕漬け、酒、酒

 

抜栓して1日経過したので、再度「えにし」と向き合うことにした。だいぶ香りは穏やかになっていて、カラメルのような味わい。だけど最後に感じる癖のある香りが気になる。似た香りの奈良漬けをつまみにしたら相性が良かった。チーズとも合いそう。なんとか仲良くやれそうである。

少し食欲が出たので、塩辛を購入したときにオマケでいただいた函館の宗八カレイの干物を焼いた。皮目が美味い。焼き魚にガリを添えるのは新宿の花園神社の横にある、ねこ膳で習った作法。

もうちょい魚が食いたくなったのでメカジキの粕漬けを焼いた。なんとなくワサビを合わせたくなったので添える。口直しに糸モズクも。酒はさすがに合わなそうだったので、同じく義侠の特別純米酒に切替えた。

f:id:queigo81:20210527213503j:plain

f:id:queigo81:20210527213514j:plain

酒米が五百万石なので、予想通り、山田錦よりスッキリしていて、これからの季節に良いかもしれない。

メカジキの粕漬けとワサビはとても相性が良くて、自分で自分を褒めてあげた。

2021-05-26 夕食

f:id:queigo81:20210526201111j:plain

f:id:queigo81:20210526201121j:plain

f:id:queigo81:20210526201132j:plain

f:id:queigo81:20210526201142j:plain

手羽先揚げ、糸もずく、新生姜甘酢漬け、酒

 

緊急事態宣言に伴う飲食店の自粛が続きそうなので手羽先を揚げた。叶に行きたくてたまらないが我慢するしかない。

今回は衣を強めにつけて揚げた。タレはいつも通り。当地の手羽先揚げで一番美味いのは叶、次点で俺である。異論は認めない。

糸もずくは先般考えた通り、味が濃いので今朝取った出汁と酢を入れて割ってみた。非常にバランスの良い味になったのでこれは正解。販売元はどうやら飲食店向けの食品商材の卸のようなので、そもそもそういうものなのかもしれない。

叶の常連の先輩から教えていただいた、義侠のえにしをやっと入手できた。冷や(常温)で飲んだが、これが…。俺が未熟なせいで熟成香に耐えられない。怒られるかもしれないが、俺の中ではこの香りは熟成香というよりヒネに近い(信頼のおける酒店から購入している上、義侠は新聞紙に包まれて販売されるので酒店の管理の問題では無い)。この、近いというのが問題で、ヒネでは無い。これが、堪らない人には堪らないんだろうなぁと思う。そして普段飲まない燗酒にしたら大化けした。しかし、俺は温かい飲み物が好きではない上にこれから夏がやってくる。困った。大切に寒くなるまで保管するしかないのかな。この手の酒で俺の中のベスト(冷やで飲めてガツンとくる)は菊姫山廃だということがわかったので、以降は菊姫を買います。

 

保管の問題で劣化するスキが無いことがわかる写真。えにしは左側。

f:id:queigo81:20210526202059j:plain

 

 

2021-05-23 夕食

f:id:queigo81:20210523194712j:plain

f:id:queigo81:20210523194723j:plain

f:id:queigo81:20210523194734j:plain

f:id:queigo81:20210523194743j:plain

f:id:queigo81:20210523194754j:plain

f:id:queigo81:20210523194801j:plain

f:id:queigo81:20210523194812j:plain

永平寺揚げ、トマト・茗荷・塩昆布の和え物、春菊と新玉ねぎのサラダ、オランダ煮、糸もずく、鶏レバ・ハツの時雨煮、なめこエノキおろし、新生姜甘酢漬け、塩辛、チューハイ

 

気づいたらほとんど植物性のおかずになってしまった。

道場六三郎さんがYouTubeでオランダ煮を作っていたのを見て、無性に食べたくなり久々に作った。半端に彼の作り方を取り入れたところ、味は良いが煮崩れさせてしまい反省。次回はいつも通り斜め格子に切れ込みを入れるか、それとも全く入れないで作ってみようと思う。

東京出身の祖母や母がしょっちゅう作っていたので、オランダ煮は全国区の料理、もしくは東京の料理だと思って育った。なのに、小学生の時分に「オランダ煮を食べた」と友達に伝えても、ポカーンとされ伝わらなくて不思議に思った記憶がある。割と最近になって、石川県民(もしくは縁がある民)しか使わない表現と知って、驚愕した。金沢太郎に伝えたら、金沢太郎も知らなかったようで、ビックリしていた。

普通は茄子の揚げ浸しなどと言うのだろう。だけど、感覚的に揚げ浸しとはちょっと違うんだよなー。

糸もずくは瓶入りで販売されていたもの。大変上等なもずくだが、けっこう強い味がついていたので出汁と酢で少し伸ばした方が食べやすいかもしれない。飯と一緒に食べるならこのままで良し。