ワカメと新玉ねぎのサラダ(トリュフドレッシング)、茹でブロッコリーと燻製マヨネーズ、京壬生菜のおひたし、金沢粕漬けセット、鰆と鮭の粕漬け、酒、飯、吉良農場の卵、三つ葉の赤だし
昨晩に色々と仕込んだので緑豊かな食卓になった。鰆の粕漬けが飛び切り美味かった。
先だって、「素人料理」の話をしたが、余興で架空の俺の店のサインを作ってみた。「世」とは古語では「代」や「余」に通じ、「隙間・空間」を表すらしい。したがって、「竹の世」とは竹の節の空洞になっている部分を示す。
ではなぜ「竹の世」なのか、これは俺を現実に知っている人であれば、おわかりになられると思う。
京都の嫌味っぽい店風のデザインにしようと思ったが、手癖で作ったら案外に江戸風になってしまった。
作ったあとでリサーチしてみたら、京都の飲食店はもっと太く、スクエアな書体で淡々と構成しており、こういった勢いのある割と細めな書体をややアンバランスに組むのは江戸・東京風のデザインであることがわかった。
俺は東京っ子なのでこれで良い。遊びでチューハイグラスにでも刷ってもらおうと思う。