叶にいった。帆立貝ネギ醤油焼き、ゲソ天、ポテトサラダ、ささみの一味焼き
当地も天気予報みたいな邪悪な言葉遊びの犠牲になり、飲食店の営業時間は20時までとなった。叶の周辺の飲食店は端から諦めて店を閉めている。
叶にも今まで以上にアクリル板や、店内の二酸化炭素濃度を検出する機械などが設置された。マスクも顎にかけて飲食しなければいけない。リドリー・スコットではなく、山田洋次が監督したブレードランナーのような風景である。
そんな状況でも、叶には、叶を支えるべく常連が集っており、行政の抜き打ちの処刑訪問に対してどうふざけて対応するか、自由闊達な議論が行われていた。
先の大戦におけるゲシュタポに対するレジスタンスやパルチザン、もしくは特高警察に対する自由主義者集会のような感じで面白かった。敗戦の原因を市民に押し付けている構図が、良く似ている。
難しい話はさておき、叶に課金しまくった成果なのか、今週の土曜日にママ80歳と店外デートすることになった。行き先は鮮魚市場である。